俳句雑詠に戻る2013年俳句雑詠一人っ子の部屋へ

1月俳句
手袋

冬の涛
日記




年用意


初詣
寝正月


初旅


着膨れ


初電車

ぬくし

亡き母の手袋今は我の手に
裏町の人寄せ付けぬ冬の涛
家計簿を〆て納めし古日記
撮り溜めし写真まさしく古日記
パソコンに新たなページ日記出づ
杖の夫にも年用意ありにけり
年用意済みたる宮居鎮もれる
大社へと続く人並み初詣
子等去にてより寝正月始まりぬ
寝正月名ばかり何やかや忙し
日本を離れて夫と初旅へ
初旅の余韻に浸る二三日
着膨れし人見て飽かぬ駅舎内
着膨れてゐて颯爽と歩まれし
道問はれ我も旅人初電車
冬ぬくきハワイの夕日人溢れ
ワイキキの朝の渚や冬ぬくし
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ワイキキの浜辺

ハワイの夕日
 
飛行機より
蝋梅


大寒



春浅し

暖房
春の雪





日脚伸ぶ




蝋梅の香をお互いに楽しめる
木々芽吹き秘めたる彩を見せ始めむ
大寒やハワイの日々を懐かしむ
厳しさを越へて咲きたる梅の花
梅ふふむ宮の石段苔むして
拡がりし丘の眺望春浅し
暖房を出れば突風顔なぶる
ベランダにこぼれ舞ひ込む春の雪
音もなく降れる気配の春の雪
夜稽古の中止の沙汰や春の雪
帰り路の心のゆとり日脚伸ぶ
高々と鳶の連れ舞ひ日脚伸ぶ
杖つきし夫の家路に日脚伸ぶ
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ハワイ・この木なんの木 
 
春の雪
余寒
梅林

春一番

春疾風



浅春



暖か



春めく

茎立ち

野遊び
直ぐそこと言ふ歩に絡む余寒かな
匂ひ来る鳥語しきりの梅林
浦町のまだひそとして春一番
春疾風去りしも涛の音高し
春疾風風速計の休みなく
春疾風寄せ来る波をかき乱す
春浅き石見も奥の庄屋跡
末絶へし庄屋屋敷や春浅し
廃校式迫る学舎や春浅し
復興を繫ぐチャリティ暖かし
握手せし手の暖かく再会す
春行きつ戻りつ人を惑はせる
半世紀越へ住む町や春めきし
花付けて群れ茎立てる畑の隅
休日の親子幾組野に遊ぶ

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木田の佐々田本家跡

廃校真近の木田小学校
桃の花
日永

花・桜








春潮
チューリップ

草焼き

春の宵

春寒
合格の弾む知らせや桃の花
夜稽古の始まり遅き日永かな
あちこちに名所の出来て花見頃
ぼんぼりの並びて満を侍す桜
冷え続き花の逡巡ある城址
ぼんぼりの灯りし上の花の闇

すれ違ひ難き坂道花の山
咲き満ちし花奪ひゆく夜半の風
白壁の続く津和野の花並木
足の砂さらふ勢ひ春の潮
チューリップ呆け切ったる園の昼
川土手の草焼く煙続きけり
ワイン酌み夢見心地や春の宵
本堂の燭の小揺らぎ春寒し

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桜並木
 
津和野川の草焼き
若葉



春暁

五月



風光る

母の日


葉桜

春惜しむ




子供の日
目路の先先へと若葉続きけり
若葉にも彩りあまた鈴鹿越へ
皆の眼を奪ひ尽くせる若葉かな
旅立つや夜気まだ残る春暁に
山々の彩一新の五月来ぬ
リハビリの夫に清しき五月来ぬ
清しさや五月の朝戸開けてより
内宮の樹木隆々風光る
母の日や母の遺影を眺めては
母の日や母に似て来し我なりと
山の木に紛れてしまひ花は葉に
夕映えを尽くす港に春惜しむ
槇垣の定番屋敷春惜しむ
杖二人二見が浦に春惜しむ
遊具にも順番の出来子供の日

赤福にしばし休憩伊勢の春

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  二見が浦
 
赤福本店
 
松坂城祉より定番屋敷を望む
梅雨






新緑


夏落葉

花楓
夏の潮

夏霧

夕焼け
時鳥
遷宮の行事続きて梅雨に入る
線香の漂ふ香り梅雨に入る
浦町はどこも潮の香梅雨に入る
にび色の海も港も梅雨に入る
お隣も我も物干す梅雨の晴
新緑の風に心の洗はるる
新緑の彩もろともに吸ふて試歩
夏落葉奈落は風の溜まる場所
小揺るぎの紅織り混ぜて花楓
落つる日の道を映して夏の潮
夏霧や落つる日輪際立たせ
試歩がての夕焼けの丘に夫とかな
何我に語りかけるか時鳥

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夕日パークの夕日 
 
花楓
合歓の花




潮浴び

花火


夏の海

涼し


氷菓子


梅雨



花合歓の今が盛りのハワイかな
ハワイにも神社仏閣合歓の花
大木のアメリカ合歓の花小振り
潮浴びのビーチになびく星条旗
潮浴びのビーチの日差し濃く熱く
ホノルルの夜空日本の花火かな
船上に見やる花火もハワイなる
各国語一つに聞こへ夏の海
リハビリの朝の浜辺の涼しけれ
海見やるホテルの寝椅子涼しけれ
土地の子と話して美味し氷菓子
鮎焼いて指に残りしよき香り
雨傘は持たずハワイへ梅雨の旅
梅雨雲を抜けて着陸旅終り
帰国せし身に梅雨湿りまだ慣れず

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ダイヤモンドヘッド
 
マツモトシェービングアイス
中元

寝茣蓙
ハンモック


涼し
夏痩せ

サングラス

涼風
今朝の秋


稲光

星月夜
仲人の縁に届くお中元
新しき寝茣蓙芳し滑り良く
子の遊ぶ海辺の庭のハンモック
羅を大胆に着て異邦人
水仕事なれば厭はぬ手の涼し
逆縁の友の夏痩せ気遣へる
その視線分からずじまいサングラス
サングラス越しに見られてゐる不安
涼風を呼び込む朝戸開け放つ
寝苦しき夜夜を過ごして今朝の秋
芳しき紅茶を喫す今朝の秋
稲光部屋の奥まで筒抜けに
衛星の飛ぶ世ともなり星月夜
遠ざかる列車の音や星月夜

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ハンモック寝る子
 
アメリカの家族
夕月夜


夏休み



秋潮

残暑


秋出水

鰯雲
良夜

秋夕焼
明日使ふ楽譜を揃へ夕月夜
島一つ抱きたる海や夕月夜
図書館に補助員の我夏休み
露がかる国に五輪の光射す
リハビリの靴朝露に濡るるまで
秋潮の展望台へ試歩の夫
雨ざんざ残暑の町の消ゆるほど
豪雨止み俄かに秋を曳き寄せし
見舞い言ふ人も見舞はれ秋出水
遠山に引き絞られし鰯雲
わが影を浮かび上がらせ良夜かな
暮れ急ぐ秋夕焼けの紅の彩


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中秋の名月
 
新浜田立図書館
はワイにて一括







秋の声

爽やか


紅葉
秋の暮

冬に入る

欧米人プールサイドに日焼好き
サングラスかけても空の真青かな
秋潮の沖のヨットの帆を孕み
爽やかな風を身に受け渚歩す
爽やかに何気なく席譲りくれ
病得てしばし休めと秋の声
故郷の山爽やかや旅帰り
居眠りの程よく目覚め紅葉バス
うたた目をバスに任せて秋の暮
病得て出来ぬこと増え冬に入る
どこにでも出かけたきかな菊日和
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ホテル内のフラダンス
 
26階デラックスオーシャンビュ
紅葉








冬紅葉
身に入む

息白し

笹鳴き

冬籠り

初時雨
暮れ早し

納め句座
雨傘に付きて離れぬ紅葉かな
説法の軒打つ雨の紅葉寺
奥山の寺は紅葉の散り初めて
雨の傘降りつつ乗りし紅葉バス
風立てば素直にはらと散る紅葉
檀家亡き寺守る住持冬紅葉
亡き母と同じ病に身にぞ入む
人増えてゐる朝テニス息白し
小声にて我を呼ぶごと笹鳴ける
一病を得しが理由の冬籠り
初時雨夫の夫の帰宅の気がかりに
師の教へ今日が限りか暮れ早し
手ほどきの師との別れや納め句座
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雨の紅葉
 
川瀬の紅葉
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